千日前 「くわ焼」、たこ坊
大阪ミナミの中心といえばあのグリコの看板の戎橋。続いて東へ千日前筋。
ここらあたりまでは昨今、なぜか観光地として大盛り上がりを見せてるけど、そのもう一本東、玉屋町筋ともなると昔の風情がそのまま残る。
玉屋町筋が道頓堀川を渡る橋が「相合橋」、あいあいではなくホントはあいあうらしいが、まあ、大概、あいあいばしと呼ばれている。そのあいあい橋からミナミ側はとくに「相合橋筋」と呼ばれ、もうずいぶん店の並びは変わっていない。
で、たこ坊。
くわ焼きと称するのは鉄板の上に載せた材料の上から鍬を載せ、熱を上下から加えるからである。
手前からオランダ、とん平、鳥皮
焼きだけじゃなくてごらんのように揚げもある。
オランダは鶏つくねを揚げたもの。
とん平はブタバラにたまごがまかれる。
皮はなんとも不思議なことにキューブ状にまとめてある。
手前から牛、エビパン
エビパンは絶対外しちゃあダメだ。
パンにえびをペーストにして塗ってある。
たぶん、身はえび焼きに供された残りの殻だけだと思うのだけどコレがまた。
なぜかさっきの皮とこんにゃくの田楽だけ撮ってるが、もちろん焼き物もたくさんアリマス。
よく通ったのは30年も前。
それ以来、ひさしぶりだったが、以前以上に繁盛していた。
そりゃそうだ。
雰囲気よし、味よし、値段はまあ、オレでも払える。
すばらしい。
★★★★★♪♪♪♪
大阪京橋 京橋うどん
手打ちそば、うどん 国分寺甚五郎
アレ以来、「武蔵野うどん」を銘打ったうどん屋にときどき出くわす。
きっとどんどん増えてるのだろう。
わが生息地域でいうと3日ほど前、三軒茶屋で見つけた。
武蔵野うどんとは昔から伝わるこの地方のゴチゴチの麺を指すが、
一般的に「肉汁」と呼ばれる、ブタ入りのタレに浸けて食うスタイルも含めて武蔵野うどんと呼ぶらしい。
初体験はあのチェーン店。
うどん自殺、天丼自殺は可能だが、ぜんぜんウマくなかった(糞爆)・・・・
(←武蔵野うどん竹国)
国分寺。
再開発中の糞みたいな駅前を抜けたトコに、まだ昼には1時間もあるというのに賑わううどん屋あり。
なんすか、このバカ者がやってそうな、作りこまれた風情は!
こんな店には入りたくねえよ!
入った・・・・
つけ汁は鴨。
麺はうどんとそばの合い盛り。
このうどんはまさにあの武蔵野うどんのあの歯ごたえだ!
そばはまあ、アレだ(大糞核爆)・・・・
外観から想像したとおり、バカ者による狙いに狙った店。
店内にはいわゆる「昭和の」ホーロー看板も多数揃えて安易なノスタルジーを演出(糞爆)。
それでも、まあまあ、ウマかったし、うどん+そばの合い盛り、すわなち名古屋・長命うどんでいうところの「うそ」を出すところがうれしいジャマイカ!
宇宙はウソとクソでできている!
★★★♪♪♪♪
- [2017/09/16 20:11]
- 中央線吉祥寺以西、京王線、西武線多摩方面 |
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人形町 立ち食いそば地獄 福そばの巻
人形町 立ち食いそば地獄 きうちの巻
仙豆のロースかつランチ
大阪、日本橋(ニッポンバシ)駅から徒歩ほんの数分。
夜は居酒屋になる仙豆は昼はリーズナブルなランチも出す。
とんかつが売り。
でもひととおりの中華メニューも出す。
とんかつ+中華!
夢のコラボレーションだー
お昼時、座れば自動的に出てきたキムチと出し巻き。
まあ、大阪ではあたりまえのこのふわっとジューシーな出し巻きは東京では逆立ちしたって食えない。
つぎに出てきたのはなぜかチャーハン。
そう、とんかつ定食の白ごはんをなんとチャーハンに換えられるのだ!
とんかつ VS チャーハン!
油 VS 油!
これぞまさにデブごのみ!
しかもそのチャーハンは極上とはいわないがハラハラでコク深い逸品だ!
さらに!
大汁椀になみなみとした豚汁が注がれ、迎え撃つフォーメーションが整ったところで!
でた~ 巨大ロースかつ!
ウマく捉えられていない画像だが、厚い・・・・
ひええええええええええええええええ~~!
厚すぎて、火が通らないことを嫌って少々揚げすぎたか?
それでもすばらしい甘みが残るこのブタをこれだけ食って、この値段のランチに仕上げる!
すばらしい意気込みである!
★★★★♪♪♪♪♪
昼から食いすぎたので、少し散歩をした。
すぐそばの道頓堀川に沿って東へ少し。松屋町筋にぶつかる手前で・・・・・
少々気取った風な中華屋発見!
気取ってはいてもナニか、ウマそうな予感がした。メニューボードに近づいて来る日に備えてメニューの研究だ!
ナニナニ?
助けてください。お客さんがまったく来ません。潰れそうです・・・・・
そして・・・・
手品 280円(核爆)!
さらにメニューの横になにか小さな張り紙が・・・・
店主は体力の限界がすぐ来ます・・・・
China Hata36。
待っててくれ、オレがすぐ逝く!
でもアレからすでに4ヶ月ほどが経つ。
まだやってるんだろうか?
そういえばさっき食った仙豆も恐ろしいほど原価率は高いはずだがお客はほとんどいなかった。
みんな、意外と生きていくのが難しそうだ。
もろちん、オレもだ。
三軒茶屋、味とめがアナーキー!だが・・・・
三軒茶屋、すずらん通り
そもそも店頭がむちゃくちゃになってるー(大糞核爆)!
中に入れば・・・・
もっとむちゃくちゃだー(大糞核爆)!
もろちんビールは赤星ラガー!
いぶりがっこチーズかなんかをつまんでいると!
遅れて突き出しがっ!
最後のから揚げはふぐである。
それがまた!
ピンクの婆は完全にイカれていて、まあ、注文を5回は繰り返さないと通らない。
自分が注文した後にほかの客が注文したら先のオレの注文を忘れてしまうのだ。
じゃあ、ソレがハラが立つのかといえばいや、それがまたこの店に限っては楽しいわけである。
天井に取り付けられたおそらく白かったカセット式エアコンは燻製になっていて飴色。
しかも壊れて数十年経つらしく、新たに壁付けされたエアコンもバリバリ轟音はたてているもののいっこうに涼しくない。
そんなこんなでなんと、今月、建て替えに入り、今後一年休業だそうである。
建て替えたらこの風情はどうなるのか?
心配することはない。
晴れて新装開店したって半年もすれば元のむちゃくちゃになるはずだ。
★★★★★♪♪♪♪♪
- [2017/09/03 09:27]
- 自由が丘・二子玉川・三軒茶屋 |
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