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大阪、西長堀・かどや食堂の白金豚旨味そば 

大阪市にも横浜市と同じく「鶴見区」がある。
20年ほど前に大阪鶴見区の鶴見緑地では
40年前の「日本万国博覧会」の夢をもう一度、と考えたかどうか、
「花と緑の万博」とかという名前だったか、
ダレも見向きもしない情けない見世物を開催した。
そのときの「花と緑」はいま!

立派なヤンキーのヤングパパ、ママに育ってしまった!

ああ、なんて柄の悪い・・・

その、鶴見区の「中華そば・カドヤ食堂」の名声を聞き、食ってみたい、とかねてから思っていた。



だってコレでっせ!

鶴見という土地柄、カドヤ食堂というネーミング、売り物は「中華そば」となれば
創業50年の老舗、と思うがな!

そのカドヤ食堂がバカモノの町、堀江地区に隣接する新町に引っ越してきた!
さっそく店の前の写真は撮ったが!
実はこの写真の左側はヒドい行列!

それでもついに!

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(*^Q^)c[] ぷは~

そして!

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コレが白金豚旨味そば

混ぜて混ぜて混ぜ倒して!

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ウマー!

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最後に無料でついてくる激小ライスでどんぶり掃除♪

結局、ただの油そばなんだけどね。

もの静かで、しかも愛想のよい店員さんたちは全員若く、
油そば、つけ麺をそろえ、
麺は奥の製麺室で自家製造。

吉本の芸人やら、東京のラーメン界の重鎮と目されるバカから
移転祝いの花やなにやらいっぱい届いていた。

ようは、創業50年の老舗ではなく、
レトロ感を狙いに狙ったニューラーメン

その割にはアタマは悪くない。
味もいい。
★★★★♪

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コロナ再訪! 

京の夏の味覚・・・


いまなら銀閣のなかひがし、あたりが旬か?


だけど!


2万円出したところで、どうせ2流しか食えんのやったらいっそのこと!




コロナのたまごサンドはどうかな!

ふわっふわのたまごがみーっちり!

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それともコロナのオムライスはどうかな!

ふわっふわのたまごに甘くておいしいドミソースが!

嗚呼、たまご天国♪

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これがまた!

あれから2年が経つ。

コロナのおじいちゃんは今年、何歳なんやろ!
じゃんじゃんたまごを割って、
じゃんじゃんじゃんじゃん揚げてくれー!
★★★★♪♪♪♪

富久屋 

春の京都。



なんでこの糞アツい最中にさくらやねん!
なんとゆう季節感のなさ!


・・・・しかもこれは去年の春の話であーる。

さて。

京都という街は
高飛車オンナに似ていて
東京からあそびにきましたぁ~
金もヒマもいっぱーいですぅって顔をしながら
それなりの金を払えばそれなりのもんを食わせてくれて
はんなりおべんちゃらのおみやげもついていい気分にさせてくれる。
ちょっとだけやったら触らせてア・ゲ・ル、っちゅうやつか?

しかし!
池坊専永によると
ミシュランはんも
「一見はんのワナに落ちはりましたなぁ~」
ということらしい。
ようは、
ほんまもんの京料理、っちゅうもんは金を出しても食えんらしいのだ。

だが!
そんなことは一切関係ない。

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だってこれやもん♪

鴨川の左岸も三条、四条とはちがって、ここ五条近くまで下るとぐっと
アホみたいな観光客はいなくなり、ごらんのとおり、
交通手段はママチャリ。

しかし!

そうはいってもここは裏手、とはいえ祇園の一角。

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ビールはもちろんサッポロ黒ラベル!

それも大事だが
ビール瓶が挿された木をくりぬいた「ビール瓶受け」を見てくれ!

それよりなにより
冷えたグラスの下に敷かれたレースを見てくれ!

そこで富久屋ライスですよ!

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なんとなく昨日のアレに似てるやないかー!

いや、ぜんぜん違うんですけどね。
あちらはかつどん、こちらはオムライスの上にトマトとマッシュルームが乗ったもん。
でも、さいの目に切られた野菜がたまごの上の転がる風情が似てるやないか!

そして
気取らず、おいしく。
コレですよ、人生は!
★★★♪♪♪

小春軒 

こちらも老舗。
メディアへの露出も頻繁。
でも、そんなに混んでないのは
カンチガイ組が全員、
並びの「玉ひで」の1400円だかの親子丼の
100人の行列に向かってくれるから。

名物はかつ丼!



コレのドコがカツどんやねん~~

っていまさら驚いてみせたって
みなさんご存知のとおり、
こちらのカツどん、
ドミグラスソースでじっくり煮込まれて
ほくほくの野菜の下には目玉焼き、
その下にようやくタレに浸したとんかつ、ごはんの順番に現れてきます。

小春軒の名は初代小島さんが「はる」さんと結婚したから。
そんなこともダレもが知る有名なエピソードらしい。
はるさんは初代女将さんだったのか、な。
このカツどん、なんとなく、「小春」って感じだよな。

気取らず、おいしく、とお店に書いてあるとおり、
5代目小島さんがおいしく作り、
たぶん4代目の女将さんが気取らず運ぶ。
★★★★♪♪♪

たいめいけん 

いまさらこんな糞ブログでご紹介するまでもない、超有名店。

1Fは大衆グリル、しかも路面にはラーメンスタンドも併設、2Fはまあまあ高級レストラン、
という店舗構成だってだれもが知ってるし。

1Fのグリルではラーメンも出ることも。

資生堂パーラーと比較されることも多いが、
こちらは1Fの構成からか気取らない雰囲気であることもみなさんご存知。


ぼくだって初めてだったわけじゃない。

だが、そんなことを承知の上で

ビーフコロッケが!

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ねちーとしてめっちゃめちゃウマい!ことをいわずにおれんくらいウマかったー

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50円で追加できるボルシチも
「なんと50円で」追加できることも超有名だが
まあ、50円だけで発注できないことと超少ない量を考えると
「なんと」とは思わないが、それでもやっぱり、
50円なのになんとウマいこっちゃー!

★★★★♪♪♪

京急蒲田のアレが意外と! 

パンダとか、コアラとかのこれみよがしなかわいらしさがキライだ。
自分のことをかわいいと信じきっている、あの高飛車さ加減!

しかし!


なんですか、この薄汚れたアートはっ!

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この看板・・・

ちっともかわいくねえ!

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京急蒲田駅前商店街、パンダの冷やしタンタン麺!

暑い季節、
高付加価値を狙える冷やしメニュー、
熱いタンタン麺520円に対してこの冷やしタンタン麺は!

480円!

なんでやねん、なんでやねん!
ドラッカーもビックリのあの崇高な「冷し中華マーケットインプライス理論」が吹っ飛ぶやないかー!

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厨房で小気味よく働く3人のじいさんが刻み続けるネギとしょうががまったりとしたタンタンスープに
溶け込んでウマい!

ビシっと冷やし固めた麺がウマい!

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なにがそこまでタンタン麺に駆り立てるのか・・・

★★★★♪♪



ぶりちゃんへ 


これかいっ!?

タンメン地獄八丁堀その5 十八番 

八重洲通りで有名な店はというとあの!
洋風居酒屋かんかん!

だが、実際にはその2、3軒となりの
ウッディでオープンな「中国屋台」CHINESE YATAI JUHACHIBANのほうに行列が出来る。
なんたってバカモノ受けするウッディーでオープンなもんだから
ボリュームが多いほかはたいしてイイとは思わなかった。

かたや!


なんですかーこの廃墟は!

裏路地に輝くこの黄色い電飾は路地が斜めってる都合で
新大橋通りや鍛冶橋通りの主だった角々のどこからでも目についてしまう。
そしてここのタンメンが!

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ごっついウマい!
すんげえボリューム!


どっちも10年近く食ってたが同じチェーンだと気づいたのはつい最近のこと。

そこで、またこないだのコレバインさんのコメントですよ。

新富町・八丁堀・新川は昔からが残っていますね。
江戸以来の酒問屋とか、京橋あたりは都会化
したけど隅田川方面は人もまだ住んでいるし。

普通が在るって今や贅沢。
普通はある日突然無くなって有り難さ気付きます。

[2010/07/08 12:29] URL | コレバイン

同じもん食うてもうす汚ねえ、普通の店のがウマく感じるー!
★★★♪

この廃墟さ加減はもしかして確信犯なのか!?

タンメン地獄八丁堀その4 伸来軒 

鍛冶橋通りと新大橋通りの大きな交差点を中心に
南東角が前回の栄康園ならその点対称、北西角が伸来軒。

くたばりかけのジジイが豪火で炒めた野菜がウマいぞ!
めずらしくでっかく乗っかるブタニクはマズいけど・・・・

で。
ここで前回のコレバインさんのコメントですよ。

新富町・八丁堀・新川は昔からが残っていますね。
江戸以来の酒問屋とか、京橋あたりは都会化
したけど隅田川方面は人もまだ住んでいるし。

普通が在るって今や贅沢。
普通はある日突然無くなって有り難さ気付きます。

[2010/07/08 12:29] URL | コレバイン

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ほれみろ!
これが普通でなくてなにが普通や!

★★♪♪

普通はやはりスバラシイ。
ホールのばあさんもタンメンに負けずええ味出してます。

タンメン地獄八丁堀その3 栄康園 

八丁堀駅A2出口を出てすぐ、桜川公園の北西角の半地下。
地上からは町中華にしては少しだけ豪華そうに見えるが、
店内はまるっきり町中華。
その栄康園のタンメンが!

野菜が生っぽく見えるけど、
それは見かけだけで
しゃきしゃきした歯ざわりは残したままばっちり火が通って
塩味スープとまったり合体!

コレもいい!

さて、ここで以前も引用したなつきさんのコメントですよ。

うめそうなり!
半チャンの半チャーハンが美味しくない店は、庶民の店としてダメだ!
全チャーハンは都度炒めるけど、半チャンは作り置きしてジャーの中にドン!
というお店も少なくない。
逆に半チャンが美味しいってのは手抜きがないお店だと信じています。
そんな半チャン理論の持ち主です。

で、ここの半チャン美味そうだわ~。
イイお店に違いない。

[2010/06/18 15:01] URL | なつき

そこでオレはこう書いた!

半ちゃんを出す店は、たいがい、なにを注文してもマズい! 

そしてすぐになつきさんから反論が!

いやいや、俺は好きです
半チャンを出す店がダメなんてことは決してありませんよ。
ただ、半チャンがダメなお店は大体他もダメです。
半チャンにはお店の姿勢が反映されますからね。

[2010/06/21 09:19] URL | なつき

そう、作り置きの半ちゃんを中途半端に出すような店が
ダメなだけで、
半ちゃんをちゃんと都度作ってくれる店こそ、
最高なのだ!

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栄康園の半ちゃんラーメン

素朴な「中華そば」だが、鶏がら+とんこつのダシがよく出てる。
細ちぢれ麺ももっちりおいしい。
それよりなによりこの半チャーハン!
注文の都度、オッサンががこんがこんがこんがこん鍋を鳴らして作ってくれて、そりゃもうぱらっぱら!
ちょっと胡椒が利きすぎなのがぼくの好みではないけれど。
少し高いのもぼくの好みではないけれど。
★★★♪

タンメン地獄八丁堀その2 中華シブヤ 

店名の「シブヤ」がなにを示すのかはよくわからない。
ここは八丁堀。
バカモノの街、渋谷への憧憬、はないだろう。
オーナーが渋谷さんか?
それとも「シブヤ」というブブゼラより高音を発するアフリカの楽器でもあるのか(ないない)!?


コレが中華シブヤだ!

鍛冶橋通りに面する赤いでっかい看板が存在感をアピールするが、
間口はそこそこあっても奥行きがない!
それでも昼時じゃんじゃん押し寄せるリーマンを次々と飲み込んでいくのは
これでもか、というくらい席に詰め込んでいくからだ。

中華福島屋ののんびり風情とは間逆の戦闘体制を敷くのは
福島屋とおなじくふたりのばあさん。
とにかく姦しい。
しかし、やはりぜんぜん憎めない。

で、ここでタンメンですよ!
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福島屋に比べるとかなりしょぼい風情だが、
これがなかなか、悪くはない。
しかももっと安い。

ただ、こちらの看板メニューは
タンメンではなく、むしろ、コレかもしれない。

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やきそば!

えびやきくらげ、イカ、しいたけ、うずらのたまごなどなど
豪華な具材もステキだが、
このストレートの細いヤツをしゃきっと炒めた麺がスゴい!
ウマいよ~
★★★♪

タンメン地獄八丁堀その1 名店!中華福島屋 

付近によくある素人商売の安手の小料理屋みたいな風情のここ。
八丁堀の裏道。
ホールにはばあさんがふたり。
そのタンメンが!



ウマい!
ボリューミイ!
やっすい!


大盛りなんか

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こんなんだー!

ただし!
手が遅いからなかなか出てこない。
4、5杯のバッチ処理だが、1バッチ10分強かかるので、
自分の順番が2バッチ目ならへたすりゃ30分近く待たされる。
バッチ間の10数分はホールのばあさんはふたりで世間話、
まあ、のんびりしたもんですわ。

それに、超ぬるいこともある。
しかもかなりの頻度で。
でも、あつあつのこともある。
だが、この店にはそんなこともなんとなく、どうでもよくなる風情がある。

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最初にはいったときはラーメンを食ってしまった。
しかしこれがまた、しっかり、素朴でうまかった。

客の99%はタンメン。
たまにこうしてタンメン以外のものをたのむバカがいると
タンメンの待ち時間はさらに延びます。

普通のことを普通に、ちゃんと。
すきだなー、こういうの。
★★★♪♪

サンデースペシャル!トウキョウバカ店、マズい店★TOP3の発表です 

でわ、マズはマズい店TOP3の発表です!

第3位は!



おお~
いきなりでました!
昨日公表したばかりの高田馬場、二代目けいすけ。
アレだけアレでも第3位!
トウキョウって奥深いのか浅いのか!

第2位は!

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う~ん、コレはどこだったかなー!

そう!

恵比寿、香り家!

いやー
ココもアレだったですねー。
しかも、食べログ点数が高いもんだからかえって評価を下げた。
残念ですねー。
1位じゃなくて。
来年は1位を目指してほしい!
(って毎年発表するのか!?)

堂々の第1位は!

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虎ノ門のアミーゴに決定しました!

発表後、当くされブログの愛読者さま以外から感動のあまり、ググってまでコメントをいただいた名店中の名店!

さて、続いてバカ店の発表です!

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う~ん!
ここでも第3位に登場!

高田馬場、二代目けいすけ! 

マズい上に店もバカなら客もバカ!
記憶に新しいところです!
しかしながらアレだけアレでも第3位!
トウキョウって奥深いのか浅いのか!

第2位は!

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うーん
だいぶ前だから忘れかけてた!

恵比寿、ちゃぶとん!

二代目けいすけ同様、器に凝ってはいるものの、
店員がたまたまアレだったけいすけに対してこちらは店主のコンセプトからしてアホくさい!
確信犯ともいえるか!

さて、感動の第1位の発表です!

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ど~ん!
広尾、マルガメ製麺所!
 


ここにはスゴい後日談がある!

あのGingerがこの店の戸をくぐって店員がGingerの顔を見るやいなや!

「うちはラーメン屋じゃねえ!」
と言ったらしい!

いや~ さすがです。

これはダントツ一位ですね!

このまま突っ走ってほしい!

さて、分析の結果登場した5店中3店が恵比寿~広尾方面であることがわかりました!
この方面にお出かけの際にはご注意を!

二代目けいすけのえびつけそばがマズい! 

入り口に設置された食券販売機でおつりボタンを押していると、
店の奥から食い終わったバカが
「通せ」と言うから
「このバカ、いまおつり取ってんねんがな~」と殴り飛ばそかと思って
そいつの顔を見ると本当のバカだったのでやめておいた。

客が客としてのレベルに達していない。

・・・だってここは高田のバカだから!

なぜそんなことになったのか、といえば
通路が狭い!
モノトーンで構成された店内は一見、ラーメン屋というより
カフェバーのようだが、
素材が場末のラーメン屋と同等のプラッチッキーなものだし、
きっと店員がまともにメンテナンスしてないから
ぼろぼろのどろどろ。

店が店としてのレベルに達していないのだ!

さて、まずは若い女が「●●汁」です、といって
へんなマグカップに入れたつけ汁を出してきた。
たぶん「つけ汁」と言ったのだと思うが
聞こえにくくて、「なに汁?」って聞いたら
(いや、エロチックなしゃれた答えを望んだわけじゃないよ)
なにも答えずアタマをひねって店長らしきにいちゃんに
そのままこれ「なに汁ですかって」と告げた。

店長らしきにいちゃんは!

なにも答えずアタマをひねった!

こいつら脳みそえび並みカー嗚呼~!?



なんですかーこの器わー!?

くわしくはこちらを見てくれ!

ハシを手前に斜めにして麺を引きずり出さないといけない、
だから肘がヨコについつい出てしまうが、
床に差し込まれたイスの間隔が狭くて、

ようするに食えない!

まあ、客は正直で
ガラガラだからなんとか食えたけど。

それにしても

器が器のレベルに達していない!

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好みではないけど麺はまあまあ。

しかし!

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えびワンタンとトリ肉がひと塊入ったこのタレが!

むっちゃくちゃしょっぱいだけ!
店内にえびらしきにおいは充満するものの
タレにはえびの味はしません!
アレはえびの香りのブルーレットだったのか!

みかけをよくするだけが狙いの
麺の上の水菜とねぎはむちゃくちゃに切られて、食感がもそもそ台無し。
えびワンタンはへろへろに茹でまくられてハシで持てないくらい。
トリニクひと塊もいつから茹でてるのか
かっすかすのぼっろぼろ!

食いもんのレベルに達していない!
×××

どうやったらこんなちょうちんサイトにこんなちょうちん記事書けるのか、ハゲ!

大阪・堂島の老舗「ロシア料理店」鶴のす 

大阪駅にほど近いかつてメディア街だった堂島は、金融街だった北浜に対して文化的なによいがする場所だった。
堂島ホテルは建て代わり、毎日新聞社は数年前にアバンザ堂島という安っぽい超高層ビルに。いまはフェスティバルホールをぶち壊し中で、そろそろその向かいの豪壮な朝日新聞もぶち壊して100階建てだとかの超高層ツインタワーを画策中らしい。ここはマレーシアですか、ドバイですか、ペキンですか、ヨコハマですか、品のない!
かつての栄華はもうそこにはない。

あの、ティーハウス「ムジカ」は毎日新聞の裏手にあった。
その旧毎日新聞社の地下にはこれまた30年前、すでにレトロ感満載のロシア料理「鶴のす」があったが・・・

まるでゾンビのようにアバンザ堂島に蘇ってた!

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「いつものランチ」とはメンチカツセット!

もちろん、ボルシチ(小)つき!

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ニクジルまあまあだけど、衣が厚すぎてごりごり硬いメンチはおいといて、
その後ろに控える、カレー味キャベツに注目してほしい!

むかしはよくこの付け合せが洋食プレートに付いてたよね?

未だ生き残る素ナポも懐かしいが絶滅したと思われるこのカレーキャベツだけでもここへくる価値があるってもんだ!

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ロシア料理なんだからボルシチだろう。
しかしそのボルシチが・・・

アレだ!

なんというのかなあ
野菜をことことと煮込んだ、やさしい味、というか、

正直にいうとその味しかしない、いやむしろ味がない!

もちろん追加でピロシキも!
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なんですか、からしのついた小皿わっ!?

むかしからかわらぬおばはんが平然と
ソースとからしで食べてね♪と!

コレはピロシキじゃなくて551のブタマンですかー!?

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551のブタマンはソースとからしをつけるとさらにウマくなるが、
ここのピロシキはさらにマズくなるので、よい子はやめといたほうがいい。

ごはんもごらんのとおり、アレ。
それでも、ひとりで訪れるぼくに、さっと新聞を差しはさんでくれるこの店が好きです。

スポーツ新聞はキライだってわからんのか!?

大阪で
昭和45年を満喫したいなら
アソコとココだ!
★★♪♪