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悲しい昼メシ 四谷2丁目太陽のトマト麺 

こちらのブログ
こんなに残念な記事があり、
閉店までに必ず、と宣言した挙句、
結局、喰えず、
どうでもいい気分のまま荒木町界隈で昼を迎えたのが間違いだったか。
コノ男に誘われた「太陽のトマト麺」!

コレはアカンわああああああああああああ嗚呼~~
×

にんにくくちゃいだけでごく普通のトマトスープ、
ぼそぼそした食感の麺がおもしろいといえばおもしろいのか。
店構えを見て、やっぱりやめればよかった,,

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中国の金メダル、新生養成軒・山海楼 

中国の金メダル上陸!

東神奈川に本店を置く山海楼。
その本店はけっこうイケたと思う。

しかし、あの方
「オールドたちの憩い中華、養成軒を乗っ取ったお店じゃーん」と貴重なコメントをくれたことをすっかり忘れてた! 

伊勢佐木モールをちょっと入ったその養成軒も
最近改装して「新生養成軒・山海楼」と名前を変えた。
ようは乗っ取り度合いを高めたわけだ。
しかも店構えはなかなか中国!
店頭には焼き物をぶらさげて雰囲気が出てる!
そして!

中国の金メダル!

意味不明のキャッチコピーが踊る!

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ブタ耳の葱あえ。
ブタ耳より、葱より、きゅうりが多いのは値段を考えるとしかたないのか?

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店頭を飾る、焼き物2種盛り合わせ。
タダのチャーシューと蒸し鶏、、、

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オススメ料理、
ピーチャイナ!

カリっと揚がってビールのお供に最適!
クリスピー・チャイナ日本初登場!

って、、、

現在は大珍楼ボーボーホーとして復活した
いまはなき、中華街大珍楼別館でよく食った「漁師料理」に似るが、
あっちの豪華な具をあしらった豪快料理に対して
こちらは残念ながら、具のショボさを小麦粉で隠したP料理。

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〆のラーメンは
横浜の中華料理、というプレステッジを粉砕するパワーを秘めた、平凡なものだった。

安いのはうれしい。
でも、安くて、ウマい店が好きなんだけどなあ。
お商売優先のプロパガンダ先行店。
残念!
★♪

店のチャイナドレスのおねいさんのサービスに♪いっこ。

しまった!岐阜、多治見、匠のラーメン 


新聞読みながら焦げてがりがりになった餃子をアテにビールを1本。
で、「ラーメン、オネガイしますぅ。」
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はい、ラーメン






ちょっちょっちょっちょー!
10秒もたっとらんやんけーえええええええええええええええええ~~





おそらくあまりのヒマさに
餃子を食っている隙に勝手に作ってしまってたんだと思う。
大嫌いな細い縮れ麺は延びてる!
スープはヌルイ!!
自慢のトロ肉チャーシューも都会ではあたりまえやで!
井の中の蛙、大海を知らず、とはこのことかいな。
・・・・と悪態を吐くとふと思い出す、その続き。

されど大空を知る!

ホンマかい?!
×

多治見駅裏、空き地のプレハブ焼き鳥、鳥藤がしこしこ 

新橋の有名なだけでちっともウマくない焼き鳥屋で
煙に巻かれて5000円も払ったら死にたくもなる。


夜もまだ浅い時刻、
JR多治見駅裏の倉庫やら畑やらなんで間違えたかマンションなんか
むちゃくちゃに入り混じった荒野を歩いて見つけた
プレハブ小屋。
薄汚れたカウンターには名古屋コーチンの能書きが垂れてあるが、大して期待もしなかった。


ところがこの焼き鳥!

めっちゃウマい!

濃厚なニクの味。
しこしこの歯ごたえの後にはじゅわーんとした脂!
そして!

タダみたいな値段!
★★★★♪

先客はふたり。
両方ともオンナだった。
若いオンナのひとりメシがやきとり+焼酎とは、
多治見ってすばらしい。

ちなみに店のおやじはそうモテる風情でもなかった。
そしてひとりはオンナだとわかったが
もうひとりはごちそうさまの声を聞くまでわからなかった。

岐阜多治見市、讃岐うどんなかざわ家 

岐阜県、という県は恐ろしい県で、
県庁所在地の岐阜が名古屋の西方にあるためか
関西に近いイメージもあるがそこから右上に伸びること200km、
長野はおろか、富山、へたすりゃもうちょっとで新潟まで接しそうな勢いで広がる。
そんな岐阜県多治見市の名産はタイル。
タイルといえばイタリア。
イタリアといえばイタリア料理(あたりまえか)ということで
こんな田舎町なのにやたらピザ屋やイタリア料理屋が多い。
実際、イタリアから出張してくるのだろう、イタリアンタイルマンもそこかしこで見かける。
そんな多治見での遅い昼食は!



讃岐うどん
街道沿いのチェーン店で、本部は名古屋なのになぜか讃岐うどん
なにをいまさらな讃岐うどんは!?

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ウマい!
デカい!!


3玉は入ってるだろう大盛は
なんと3玉入り。


3こ分はあるだろう100えんかき揚げは
なんと3こ分!(じゃあ1こ分、ってどんだけ?)


流行って廃れたチェーンの讃岐うどんやは
たいがいエッジの立った、人工的な歯ごたえを売り物にしていたが
ここのはエッジもたたず、
歯ごたえもそんなに硬くない、
どちらかというと、もう少しで、
スーパーで売ってるゆでうどん玉の風格!

それがなぜかウマい・・・
★★★

大阪喰いモン事情(下)南船場、SKインターナショナル 

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ウマい生ハムあります!

400円!

「SKインターナショナル」という名は
イタリア食材の輸入業者の名前らしい。
カウンターだけ10席ほど、7坪ほどのの小さな店。
看板すらない。
ワインは1杯、
200円!

カウンターに腰掛けて、ふと後ろを振り返ると
3坪ほどにパソコンやらコピー機が並ぶ輸入業者のオフィス。
イタリア直結の10坪へぜひ!
★★★★♪♪♪



大阪喰いモン事情(中)激安スーパー、スーパー玉出がスーパー激安! 

大阪南部を中心に展開するスーパー玉出!
黄色い巨大看板に意味のないネオンが反射して
深夜でも白昼以上の佇まい!
安い!
たとえば今日、10月14日のチラシによると。

茶碗蒸し1円!

焼き鳥1本1円!

「高級」竹皿1円!


1円商品には合計1000円以上お買い上げ、おひとり1点のみ、
という制限があるが
そもそもこの焼き鳥など普段でも1本29円だから
2本買っても30円、っちゅうことになる。

常時商品だって安い。

うどん玉20円!

メキシコ産豚ロース100g80円!

鮭1切れ39円!


メキシコ産ブタなんて、一瞬にしてインフルエンザになりそうだが
いまさら未来は前途洋洋のわけないから
インフルだってこわくない、
ヤスけりゃそれにこしたことはない。

だが、、
案外なに買っても安いだけじゃなくてウマいのだ・・・

よく見ると生鮮商品はすべて賞味期限が迫っている。
過剰生産、過剰仕入れしてしまった
メーカーやら他の店から買い叩くのだろう。
また、メキシコ産のみならず、調達先はグローバルでもある。
めんたいいわしなんかフランス産と書いてある。
いったいフランスのドコでいわしに明太子を詰めているんだ!?

あしたも20円のうどんで生き延びてやろう、と勇気が湧いてくる。

大阪喰いモン事情(上)ハマムラが逝く 

心斎橋に昔からハマムラという中華料理屋があった。

これがハマムラだ!

こどものときはこの横顔が怖くて怖くて、
ついでに中国人のオッサンというものは怖いもんだと思ったものだ。
いまは中華料理がすきですきでたまらんが。
さて、ここに書かれているように、
京都にも祇園をはじめ、三条河原町、木屋町御池なんかにもあったのだが、
どうも大阪の店との関係はいい加減なもので
同じく横顔の中国人のオッサンは使うが、微妙にその絵は異なり、
もとよりメニューも値段もぜんぜん違うから大昔にケンカ分かれでもしたのだろう、と勝手に思っていた。
お味は中国式のちゃんとした中華料理と、新しく解釈しなおしたラーメン屋を展開する京都に対して
大阪は、和風中華、というか、昔の日本の中華料理ってこういうものだったのだろう、と思わせるあっさりとしたものをずっと頑なに出しつづけていた。
値段は少々高い。
でも、ゆったりとしたテーブル席で
昔ながらの「ウエイトレス姿」のおばちゃんに給仕してもらう
有名な「巻き揚げ」と「焼きごはん」は至福の味だった。

ひさしぶりの大阪。
いっちょ奮発してハマムラでも。

そのハマムラが閉店していた。
心斎橋筋の不二家の角を東に曲がったところにあった
5階建ての中華料理の電動×殿堂○はビルごと売りに出てもーてたのであーる。

あわててぐぐったら、京都のお店も全部ダメになってしまったみたい。
どんな事情か皆目検討もつかないがどうやら全店突然死した様子。
、ということは大阪も京都もケンカ分かれしたわけじゃなくて経営も一緒だったのかなあ。

惜しい店をまた亡くした。

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中国人のオッサンも最近ではこんなにモダーンになってました。
(画像はハマムラHPから無断転載、すんません)

日ノ出町、第一亭のパタンがくさい! 

この店のパタン、という料理はずいぶん前から聞いていて、ぜひ一度喰ってみたい、と思っていた。
50代最初の台湾料理は日ノ出町、第一亭!
大岡川の川面を渡る風が桟敷に吹き込み、その風情はまるでヒロシマモナムールのあのワンシーン!

フランス美女と豚足でもつつきながら愛と平和を語ってくれ!
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チートの生姜炒め。
活きのよさがよくわかる胃袋コリコリ!
ウマい!
このあと、もちろん豚足へ進んだけど、がっついてもーて写真を忘れた。
もちろん、豚足煮込みもほどよい甘味がウマい。
ここより、僕は断然こっちが好き。
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発注後、15秒で出てきた青菜炒め!
15秒だぜ!
作りおきかと思うがな!
だが、少しの片栗粉でとろりと仕上られた青菜炒めは絶品、あつあつ!
イイ店の炒めはやっぱり速い!

ところが、、、
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餃子はふつうやなぁ

そして!
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パタン!
しこしこの平打ち麺を油で和えてにんにくのみじん切りをドッバーとかけただけのシロモノ!
どや、台湾のペペロンチーノや、とシタリ顔の常連が連れに勧めるが
どこがペペロンチーノや!?
アーリオオーリオではあるが、ペペロンチーノは入っとらんやんけ!

メニューにはないので、隠しメニューということになる。
もとはマカナイ、だったという。
イタリアでもアーリオオーリオペペロンチーノなんて
マカナイメニューだろう。
マカナイメニューを無理やりお願いするんだから文句は言えない、
でも、ぼくは次にいったら、焼きそばか焼きビーフンにしようと思う。
★★★♪♪

昔、台湾料理らしい台湾料理が東京にもいくつもあった。
新宿の甲州街道の土手の「中」とか、
赤坂見附の駅裏とか。
いま、東京の台湾料理と称する店はただの中華屋になってしまっている。
神戸にはココとかココとか、いい台湾料理屋が残る。
横浜ではみかけないなあ、と思っていたらココにあった。

そういえば、この間、久しぶりに秀味園の前を歩いたら
とんでもない風情に改装されていた。
残念。



新富町、萬金 

新富町はどえらい下町である。
11時をすぎると近所のおっさん、おばはんがわらわらとここ萬金に集い、
朝ラーを啜る。
パリなら、クロワッサンとカフェオーレ。
新富町は朝ラー。

コレがサンジェルマンデプレ新富町のカフェドゥマゴ萬金!
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なんや、昔ながらの中華そばかい、と思わないでほしい!
表面に浮く鶏油が醸すいいによい!
鶏ガラスープもまったりコクが深い!
麺はくだらねー昔ながらの縮れ麺だが、コレまたイイ味がする!
そしてなんたってナルトである!
そこらのニューラーメンはしっぽでもナルトでも巻いてさっさと逃げ出してくれ!
ウマい!
★★★★♪♪